研究室のパソコンを作っている.
スペックはそれなりのものでVineLinuxを入れようと思っているが,
パーティションの設定のところで
「新規ファイルシステム作成に有効なデバイスが見つかりません」
なんてエラーがでて先に進まない.
ハードディスクが認識されていないと思うのでバイオスをいろいろいじることにした.
まず,SATA Configurationをいじることにした.
confirure SATAはIDEと設定されている.
エンハンストIDEとは、
IDEとは,ハードディスクなどをパソコンに接続するための規格の一つです.SATA以前に広く使われていたATA規格のことと同じ意味となっています.最近では転送速度の速いSATAが一般的なため,BIOSの設定の際にはこの設定に注意する必要があります.
http://homepage2.nifty.com/kamurai/HDD.htm
今回はSATA接続をしていますので,IDEではなくAHCIを選びます.
AHCI(Advanced Host Controller Interface)とは、ネイティブ・コマンド・キューイング (NCQ) やホットプラグなどシリアル ATA の拡張機能に対応したインターフェイス規格です。
で,やっぱりこの設定が悪さをしているようです.
HDDを認識しない原因はこれかな?
AHCIはWindows Vistaでは標準対応となっているが、Windows XPにはドライバ標準で対応されておらず、従来のATA規格のホストコントローラ仕様であるIDE互換モードが代わりに用いられる。この状態ではシリアルATAの高速転送は利用できない。Windows XP上でAHCIを利用するには、AHCI対応のチップセットを搭載し、OSにドライバをインストールする必要がある。AHCI用のドライバはIntelのWebサイトからダウンロード可能である。(以上抜粋http://www.sophia-it.com/content/AHCI)
実際,AHCIでやってみるとHDDを認識してくれません.
でも,AHCIをお勧めしますという記述がVineLinuxにもあります.どちらがよいのか判断つけがたいですhttp://his.luky.org/ML/vine-users.7/msg07053.html
とりあえず今回は,SATA本来の接続であるAHCIで続けてみて他をいじろうと思います.
また,AHCIドライバのアップデートは良く分かりませんでした.
さて,BIOSに戻りHDDが接続されているSATA1を設定することにします.
初期状態では,
32Bit Data TransferがEnabled.それ以外のTypeやLBA/Large ModeなどはすべてAutoとなっています.
最初は,Typeを変更してみます.
TypeはIDEデバイスのタイプを選択する場所です.今回はIDEを選ばなかったので他のものを選択したいのですが,CDROMくらいしか思いつきませんでした.ということで一度実験します.
・・・設定がおかしくなりました.VineLinuxも認識されず,BIOSに戻してもSATA1,SATA2,SATA3,SATA4すら認識されなくなりました.初期設定に戻す方法を探しても見つからず,苦肉の策でKnoppixのCDを読み込ませたところ通常のBIOS画面に戻りました.
BIOSを適当にいじるのは危険みたいです.
さて,次に気がついたのですがIntel CPU uCode loading errorという表示がでていることに気づきました.どうやらCPUが認識されていないようで,CPUのドライバをアップデートしなくてはならないようです.
でも,CPUを認識しなかったらパソコンは動かないはずです.調べてみると,CPUが初期設定として認識されていない状態で,毎回確認の意味でこの画面が表示されるようです.
少し長くなりそうなので,週末に続きをすることにします.
2008年7月1日火曜日
「新規ファイルシステム作成に有効なデバイスが見つかりません」を解決する
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